Human Conditions

んーとね、とりあえず日記帳を買うことにするよ。

いくら仕事と私生活が渾然一体となってるとはいえ、イコール本音だけで生きていけるってわけでは全くなかったんだよね。

正直な気持ちを伝えるのもすっごい大切なことだって強く思った反面、
さらにそのうえでもっと大人にならなきゃなーって考えています。

二項対立の矛盾した気持ちがせめぎあって、
どちらも高まりあって、
それで人間の器っていうのは大きくなっていくのかなー、なんて。


とにかくひとと真剣に向き合おうとすれば、ぜんぶ自分にかえってくるんだよね。
けっきょく僕が疲れちゃった理由はそれだったのね。
「流す」ってことをしないようにしてみた結果なわけだから、当然といえば当然。


得たものも大きかったけど、
ぼくはいまいやなやつっぽいから、
今度はもっと人に優しくなろうとおもいます。

これはひとつの臨界点でね、
「人のことを優先する」ってのにも二通りあるんだなって思ってるの。
人に気を使って、傷つけあわないようにするっていうのと、
互いのもとめるものを互いに支えあうっていうのと。

これの二つを分けているのは、受身なのか、積極的なのかってことだと思う。
自分を曲げずに、人を優先するっていう、やり方がありそうなんだ。


受身でなら、さんざん人を優先してきた。
でも、自分をまげつづけた結果として得られるのは、不安ばっかりだったな。
もちろん不安に駆り立てられてがんばるっていうスパイラルはあったのだけど、それじゃーだめんなっちゃうんだよね。
人がみててもまったく共感されないところで自滅してしまうから、あらゆるつらい気持ちが全部じぶんのとこにきちゃうんだよね。


だから、自分の気持ちを殺さずのびのびと生かして、それでも一歩ひいてあげられることが出来たら、きっとすばらしいと思う。


ニコニコしてわが社の製品を買わせるとかそういう発想とはちがうよ。
会社とか仕事とかじゃなくてね、人間の感情だけのことだよ。


けっきょくね、さいきん自分を曲げずに自由にやらせてもらってたつもりだったけど、むしろフリーになってからのほうが納得しがたいことは多いし、きづかないうちにすっげー我慢してた。

でも僕が我慢してるなんて、だれも思ってないわけでしょ。
まだまだ人の共感を得ることなんてできないの。


こういうのは、誰かのことを嫌いになって済む話なんかじゃなくて、
僕はいま、ほんとにこうしたいと思ってることができないから、それに我慢しなくちゃいけなかったんだ。
未来の自分に「かっこわるい!」って言われてるの。


だから、みとめないといけない。
さいっっっっていにかっこわるいよ、今のぼく。
あー。