10倍 (界王拳が)
灰色なツールを作ってから、気分もなんだか灰色です。
あまりよろしくない。
やりたいことをやるべきだね。
感性に依存する世代としては。
灰色な独り言が増えてます。
「真実は深層に内在せず、事実が表層に外在するのみ」というのが確か2002年度のテーマだったということを風呂で本を読みながら思い出しました。
ちなみに2003年度のテーマは「機械のように」とかなんとかそんな感じだったはず。
2004年度はひたすら苦しみました。なんでも、「大錯界」(漢字あってたっけ?)という年にあたると前年に忠告されていましたが、人生最大のチャンスで大コケしたらしいです僕は。
2005年度は1年じゅう、消化試合か何かだったような気がします。そこには何のビジョンも、何の思いもなかったです。最初からひとつの結論に向けて筋書き通りに演じ切ったと言う感じです。春も夏も秋も冬も、また春がきても、僕は同じでした。
ただただ、体重が増えたことと、出会いを無駄にしたという後悔だけがこの1年の証しです。
では、今の僕のテーマは何なのだろう?
僕は2005年6月1日とまったく同じ心境です。
ちょうど1年がたったのだと、今気が付いた!
心境は同じだが、やっていることは微妙に違います。
それだけで十分のような気も。
あるいは、人間にとっての<転向>とは結局のところ同じモチーフを変奏しつづけてるだけなのだと考えれば、自ずと、自分にとってのモチーフが何だったのか、何がモチベーションだったのかが判然とするかもしれません。
斉藤環によると、精神医学業界においては「大人は30歳からだよね」というのが半ば公式見解として20数年前から共有されてきたらしいです。
(加えて、“30歳では早すぎる”とも。)